JCDN うろうろ日記

うろうろとあっちに行ったりこっちに行ったりしながら日々考えていることを綴ります。
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明けましておめでとうございます。最近あまりこのブログを動かせていないので、こちらから投稿。

2013年1月〜3月のJCDNコーディネイトのコミュニティダンスプロジェクトは、
●まず一つ目、「茨こみゅダンス」・・・大阪府・茨木市で初開催! 砂連尾理・伴戸千雅子によるワークショップは入門編で遊び心いっぱい。どなたでも、ただいま参加者募集中!お近くの方はぜひ。

2つ目、「Dance 4 All」・・・京都で継続4年目になるコミュニティダンス公演を3月31日に控え、ただいま参加出演者を一般募集中。アーティストは黒沢美香。公演に先立つ定期ワークショップがあと2回あります。
更に、31日公演前に、全国の主催者・アーティストなどをお呼びしてのシンポジウムも計画中。皆さま、ぜひ京都旅とひっかけてお越し下さい。今からご準備を。

3つ目、「静岡コミュニティダンスプロジェクト」・・・静岡では2012年のワークショップで大好評だったアオキ裕キさんに、昨年12月から毎月一回来静いただき、地元で立ち上がった市民グループ「静岡コミュニティダンスプロジェクト実行委員会」向けのワークショップや、デイケアサービスセンターへのアウトリーチなどを進行中です。他に、一般の方向けワークショップは、1月と2月に前述の実行委員会プロデュースによる「新井英夫ワークショップ」がありますので、ぜひ。

他に4月以降も、全国でワークショップ・公演などを計画しています。わが町にも・・・というご要望があれば、ぜひJCDNまでお知らせください!
今年も全国のたくさんの人にダンスを届けていきたいと思います。
本年も宜しくお願いいたします。(K) 

■ 「茨こみゅダンス」 コミュニティダンス体験ワークショップ
主催:茨木市文化振興財団(大阪府茨木市)
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大阪府茨木市にて、初のコミュニティダンスプロジェクトが立ち上がります!
「体を動かす楽しさ」「表現する楽しさ」「交流する楽しさ」を地域のあらゆる世代の方に体感していただくことを願って、「茨こみゅダンス」と名づけられました。
ワークショップのほか、ゆくゆくは地域の人が出演者になるコミュニティダンス公演を行いたいと考えています。

メインのナビゲート・アーティストは、砂連尾理さんと伴戸千雅子さんのお二人です。
二人ともお隣の高槻市在住。JCDNも同じ関西です。この近さを活かして「茨こみゅダンス」を形創っていきたいと思っています。

まずは、初めての方にも気軽にご参加いただけるよう、体験ワークショップを2月と3月に開催します。
身体を動かすだけでなく、自分でセルフプロデュースのステージをつくってみたり、カゾクで参加できたり、ちょっとした仕掛けと遊び心いっぱいです。
お近くの方は、ぜひご参加ください。メール転送も大歓迎!


【インディペンデント・ステージ編】
2月10日(日)
 
10:00〜13:00/14:00〜17:00
「人と音と明かりとダンス・ダンス・ダンス」
◆ファシリテーター:砂連尾 理(ダンス)、西川文章(音)、望月茂徳(明かり)

【家族でダンス編】
3月20日(水祝)
 10:00〜12:00/14:00〜16:00
「家族で「ダンス」を作ってみよう」
◆ファシリテータ―:伴戸千雅子(ダンス)、よこちゃん(シン☆ヨコエバンド主宰)

ワークショップの詳細はサイトよりご覧いただけます
http://www.ibabun.jp/eventLeaf.php?eid=00028
チラシのダウンロード可。

会場:茨木市市民総合センター(クリエイトセンター)多目的ホール
主催・問合:(公財)茨木市文化振興財団 TEL 072-625-3055

■ 
京都 「Dance 4 All 2012」 ワークショップ&発表公演
主催:京都芸術センター
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子どもから大人まで、全ての人にご参加いただける
コミュニティダンス企画、継続4年目!

今年、発表公演の演出を務めるのは、振付家、黒沢美香。
9月から2月まで、月1回のワークショップで発表公演への準備を行い、3月中旬から京都芸術センターでの公演に向けた集中稽古を行います。
(2月までのワークショップは、隔月で黒沢美香と振付家の山田珠実がファシリテーターを務めます。)
小学生以上なら、性別・国籍・ダンス経験問わず、参加できます。
まだ公演への参加者募集中ですので、迷い中の方は、次回以降(1月と2月)のワークショップに参加してみてください。

●次回以降のワークショップ日程 ●
  ※9月10月11月12月の4回が終了しました。
2013年1月20日(日)  14:00-16:00
(ファシリテーター:黒沢美香)
2013年2月3日(日)   14:00-16:00
(ファシリテーター:黒沢美香・山田珠実)

●発表公演までのスケジュール ●
2013年3月16日(土)〜29日(金) リハーサル
 *詳細は主催まで問合
2013年3月31日(日) 発表公演 (会場:京都芸術センター)
 ※同日にシンポジウムを計画中。詳細決まり次第サイトなどで公開

申込:
京都芸術センターにて配布中の所定の申込用紙を郵送、FAXもしくは窓口にご提出ください。
京都芸術センターウェブサイト(www.kac.or.jp)からのお申し込みも受付ます。
※ウェブサイトからのお申し込みの場合は、注意書きをよくお読みの上、必要事項を必ず記載してください。

主催・問合:京都芸術センター 075-213-1000

■ 静岡 「コミュニティダンスプロジェクトvol.2」
主催:静岡市民文化館 
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静岡は次年度(2013年4月〜)が継続4年目になるため、新たなる4世代公演の計画のほか、学校の先生向けのワークショップ、地元福祉法人・研究者と協働しアウトリーチにおける研究報告をまとめる計画など、もろもろ、次に向けてのプログラムを現在協議中です。
会館の担当者も、「静岡を誰もがダンスを楽しめる街にしたい!」と、夢がとってもふくらんできています。
経過は会館のホームページや、静岡コミュニティダンスプロジェクト実行委員会のブログhttp://scdp.seesaa.net/ をチェックしてくださいね。
1月と2月には一般向けワークショップもありますので、ご案内します。
ぜひご参加下さい。

<新井英夫ダンスワークショップ>
 *共催:静岡コミュニティダンスプロジェクト実行委員会

日時:1月26日(土)15:00〜18:00
    2月8日(金)18:30〜21:00
会場:葵生涯学習センター (静岡市)
対象:高校生以上30人(経験不問)
会費:2500円 (全2回分)
申込受付:1/12(土)13:00〜 会場(054-251-3751)
主催:静岡市民文化会館 http://www.scch.shizuoka-city.or.jp/page142.html

他に、
2013年3月に近藤良平ダンスワークショップ―コンドルズ流コンタクトインプロビゼーション などを計画されています!
気になる方は、会館HPまたは実行委員会ブログhttp://scdp.seesaa.net/ をチェック!

こんばんは。JCDNちよです。
昨日18日、踊りに行くぜ!!vol.2福岡公演も無事に終演いたしました!

当日は朝から福岡では珍しく吹雪!
「電車は大丈夫かな」「お客さま来られるかな」と心配していましたが、
それでもたくさんの方にご来場いただき満席となりました。
 

福岡公演では、地元のThinking TIME作品『サガシモトメテ』、Aプロからは中島・佐々木作品『YOU GO』、同じくAプロから菅原作品『MESSY』、そしてBプロの平原作品『空の街』が上演されました。


本番2日前、いろいろな人からの意見を取り入れて、作品について話し合う地元福岡のThinking TIME。


中島・佐々木作品『YOU GO』は、札幌でのダンス・イン・レジデンス、1月の札幌公演を経て、ここ福岡で最終公演でした。


菅原作品『MESSY』は、
京都・東京公演でも上演されます。
ぜひお越しください♪


福岡公演ラストを飾った平原作品『空の街』は、地元から公募で集まったパフォーマー10名による作品。
いろいろな「人」が1つの場所に集まる、まさに舞台が「街」そのもの。


↑『踊りに行くぜ!!供擔擁源!↑

現地入りしてからの3日間、前々日リハ〜本番まで毎回変化しつづける皆さんの作品を見てきました。なによりも各チームが毎日試行錯誤しながら懸命に作品と向き合っておられる姿を目の当たりにし、心が動かされるものがありました。

今後も皆さんのご活躍を心からお祈りいたします!

ご来場いただいた皆さま本当に寒い中ありがとうございました!!


※補足・番外編
福岡公演にむけて、こんな広報活動をしてくれた地元出演者も!!すごい!!


「よくしゃべる男」さん・・・ありがとうございます♪

 


昨日12/3、雨の鳥の劇場で、劇場の齋藤さんと、水野の2人で青木チームのリハーサルをみた。
ダンス・イン・レジデンス10日あまりの成果。
翌日27日には、20名ほどの観客を前に、途中経過の発表となった。
カミイケさんの舞台美術の存在感、紙が刷りだされてくるのが映像で映し出される。
男性2名のデュオ。




ダンステクニック、身体能力の高さだけでなく、この作品は何をみせたいのか、青木尚哉の
作品のメッセージを伝えるために何が必要なのか、そのために何が足りないのか?
舞台装置とダンスの関係は何か。
刷りだされる紙は何なのか。
自ら問う日々のダンス・イン・レジデンス。
観客の感想や意見を拝受したいという青木さんの意向で、意見を拝受。
青木さんからも質問を投げかけた。
「存在感」が足りない、それを埋めるためのフィクション、あるいは、より正確なダンス、
あるいは、空間の構成。

青木さんのダンスの歴史をたどるのではなく、この作品でみせたいことによりフォーカスしていくこと。
みせたいことの演出家としての視点、方法論をさがすということ。
公演まであと1ヶ月。どこまでつめられるか。(R)







 「踊りに行くぜ!!」2 vol.2 Aプログラム 菅原さちゑ、中島・佐々木チーム、
伊東歌織チームのリハーサルを舞台スタッフとJCDN水野、佐東で拝見。



これから菅原チームは別府で、中島・佐々木チームは札幌で、伊東チームは和歌山で
それぞれダンスインレジンデンスを行なう。


巡回公演まであと1ヶ月だ。







今朝は普段、熟睡タイムの7:10に目覚ましをセット。
札幌にむかった。
今日は、「踊りに行くぜ!!」2 vol.2 Bプログラムの札幌で作品制作をしてもらう
「うえだななこ」作品のの出演者を決めるオーディション日だ。
コンカリーニョ建設中に公演をやったこともあるパトスが会場。
久しぶりだ。なつかしー。

作品タイトルは「残」。どちらかというと重いテーマの作品。
作品ノートによると「この作品は生と死の間で深くねじれてしまった人達の姿を描く作品」だそうです。
1月15日公演まで作品制作期間のリミットは21日間、12月と1月に行なう。
今回は女性7名、男性1名の応募があった。
15時から19時まで4時間だ。
うえださんは、海外での研鑽を積んできた振付家だが、身体の使いかたはいわゆる「BUTOU」的なメソッドあり&曲のカウントでとるダンスもあり。




応募してきた人の動機を読むとこの作品のコンセプトに共感したというものが多い。
ほとんどの応募者がダンス、演劇経験者。

今日のメニューは、ウォームアップ、エチュード、うえださんの振りうつしをやってみる、即興。
初めての振りをみなよく覚えて踊っている。
振りを覚えるということ、それを振付家の演出どおりに踊るということ、その到達レベルをどこに置くか。


明日は今後のミーティングをして、夜には京都にもどる。

それまでに、「ななし」のラーメンと、「ふるさと」という安くて新鮮な魚の店と、スープカレーの発祥の店にいかねばならぬから、忙しい。
(み)




 福岡での「踊りに行くぜ!!」2 vol2のBプログラムは、平原慎太郎作品。
タイトルは「空の街」。14名のエントリーがありました。
コンドルズ福岡公演に平原さんが出演した際に、ワークショップを1日開催したり、トークをやったりで、平原さんの作品制作に興味をもつ人が集まったようです。




共催の福岡市文化芸術財団の横山さん、コデックスのスウエィンさん、二ノ宮くんと共に協力していきます。

今日は、オーディションだけあって緊張感ありました。
ウォームアップ
エチュード
課題の即興
ソロ3分
という平原さんのお題を行なっていきます。



次の日は、財団事務所で、二宮くんが「踊りに行くぜ!!」2のWEBインタヴューの聞き手をつとめました。近いうちにニノの編集でUPします。
次の作品制作は12月と1月です。作品制作楽しみです。(M)


台風15号の影響が心配される中、今年も鳥取では9月16日から『鳥の演劇祭4』がはじまりました☆

鳥の演劇祭と、京都芸術センターでの「Dance 4 All」からそれぞれ生まれた2つのコミュニティダンスグループ、鳥取
の“とりっとダンスと京都の“ロスホコスが今回、鳥の演劇祭4で初めて出会い、『TOTTORI-KYOTOコミュニティ・ダンスの祭典』の中でお互いの作品をダブルビル上演で披露しました。

地元とりっとダンスによる作品は今回で3作目。
そのとりっとダンスメンバーの1人である“みきさん”が今回の作品に寄せて、作品ノートを届けてくださったので、写真といっしょにご紹介します。

みきさん



鳥の演劇祭4 コミュニティダンス
 「それから6500年 地球は寝ているだろう」に寄せて 

9月17日・18日
とりっとダンス みきさんより

 

 2011.3.11の東日本を襲った大震災は、私たちに何か大事なものを記憶させ続けている。それが何であるかを説明することはできませんが、この地球、この日本に住んでいる一人として、コミュニティダンスとして表現してみました。

今回は京都(モノクロームサーカスカンパニー)の演出家の坂本公成さんと森裕子さんに振付・演出をしていただきました。 

 
地下鉄のホームの日常生活の風景音から始まり、一本の材木(長さ250cm*幅9cm*厚さ4cm)を十字架のように担いだ男が、ゆっくりと独楽のように回転しながら動いている。十字架の材木は重そうだ。舞台には、次々に材木が運ばれ、津波の跡の廃材のように積み上げられていく。三好達治の詩「灰がふる」が朗読され、緊張感が増してくる。原発の死の灰のイメージが湧いてくるようだ。木材の「材」は木の存在の「在」でもある。津波の跡に風が吹いてくる。風の祈りを感じさせながら。木材が林となって起立し、揺れている。祈りを捧げながら、揺れている。そして、新たな命の誕生へとつながっていく。誕生の「ワルツ」のリズムで幸福感が感じられる。明日への希望の鳴き声が耳に届いてくる。人のこころは静かに救われるものなのだろう。

 一本の材木を渡る10人の人がいる。暗闇の中で、鉦の音が響く。鎮魂をかみしめるように、薄い、人の絆の板をゆっくりと歩いている。それぞれの人の肌のぬくもりを感じながら、支えあいながら、社会を渡り切っていく。

ムカデ

 渡り終わると昔の遊び「ムカデ鬼」を迎える。ムカデの先頭と鬼とのにらみ合いやぐるぐるとまわるムカデの尻尾。とても楽しい時間だ。楽しい時間は終わり、遊び疲れたへとへとの体が、廃材となった材木を筏に組み上げる。筏に乗り、漂流する10人だ。助けを求めている10人。ゆっくりと波を感じながら、助けを待っている。遠くに船が見える。助けを求めている体が自然に叫ぶ。だんだんに叫ぶ。大きな声で叫ぶ。叫ぶ。叫ぶ。でも、声は、思いは届かなかった。

 
取り残された10人はゆっくりと材木を持って立ち上がる。「筏」の一本・一本の材木は重く、バランスをとって今の自分を見つめている。地球に住む自分がいて、海があって、波がある。波を感じながら、自分自身が波となっていく。

 
詩が朗読され、明日への生き方の模索が始まる。今の社会の閉塞感を感じながら、海の広さ、繰り返す波、それはまさに日常生活そのままだ。日常生活をくりかえしながら、死を迎えていく。人間も地球も「生」あるものは「死」になっていく。

 
コミュニティダンスの動きに意味をみつけ、物語化していくのは、観ておられる方です。ダンスには何かしら肉体の内から流れ出てくるものがあり、意味があるのでしょう。意味のない動きなどありはしない。意味をみつけるのは、踊るダンサーよりも観ているあなただと思う。

材木

みきさん、ありがとうございました。

はじめまして。7月からインターンでJCDNに来ています、ちよです

9月に行われた鳥の演劇祭4に、自らの勉強も兼ねて12日〜18日の7日間お手伝いに行ってきました。廃校になった旧鹿野小学校(幼稚園)を活用して劇場に生まれ変わったのがここ鳥の劇場さん。スタッフの皆さんは毎晩夜遅くまで、本当に一生懸命準備されていて、そんな中何をするべきなのか・何ができるのかもわからないまま、ドキドキしながらとりあえず鹿野入り。そこで出会った方々、見たもの、触れたものを写真もまじえてお伝えしてまいります♪




ようやく秋も近づいて来ましたが、この時はとにかくお天気がよくて、ホントに暑い!
私が到着した12日は快晴で、日中は太陽がじりじりと照りつけていました。

初日なので鳥の劇場さんから自転車をお借りして、とりあえずうろうろ。

実は私、去年はお客さんとして2日間「鳥の演劇祭3」を観に来ていたのですが、その時はあっという間に時間がすぎてしまったので、今回は1週間も滞在できること・少しでも演劇祭のお手伝いをさせてもらえることを心待ちにやってきました。

だから暑くても、まずは鹿野の町をうろうろ。作家司馬遼太郎が「人通りはない。通りは水底のように静かで、時々京格子の町屋や白壁に腰板といった苗字帯刀身分の屋敷が残っている。全体にいもいえぬ気品をもった集落なのである。」と表した通りのホッとする街です。

+++

この日の夜は、振付・演出の坂本さんと振付・アシスタントの森さん、とりっとダンスメンバーの皆さん、テクニカルのお2人、鳥の劇場のがっきーと交流会。初対面なのに皆さんとても優しくしてくださって、白イカとかねばりっことか、おいしいものいっぱい教えていただきました☆写真がなくて残念。




合併前の鹿野町が使用していた旧議場には、立派な舞台が準備されていました。

さて、この『議場劇場』に照明器具を取りつける2日目。クーラーなしの状況の中、汗だくになって作業してくださったスタッフさんたちに心から感謝しつつ、この議場劇場で今日からとりっとダンスのリハーサルがはじまります。



2年前の鳥の演劇祭をきっかけに生まれた地元のコミュニティダンスグループ、とりっとダンスからは3作目の今回、『それから六千五百年 地球は寝ているだろう』という作品を上演。

三好達治の詩『灰がふる』をベースに、3月11日の東日本大震災そして原発事故以降にそれぞれが感じたこと・考えたことをスタートに、「生きる」中での様々な想いや祈りについて話し合い、ダンスにされたものでした。難しくて大きなテーマの作品を、素直に、ありのままの身体で表現するみなさんの姿を見てリハ初日からじーん。。

(↓↓ けんさくさんがカッコいいから撮ったのに隠れちゃいました、ごめんなさい!)



14日の記者会見では振付・演出の坂本さんと、とりっとダンスメンバーのよしかずさんがお話してくださいました。お客さんたくさん来てくださるかなー。3週間におよぶ『鳥の演劇祭』、幕開けです☆



+++ +++

あっという間に本番前日。ついに、京都からロスホコスが到着!!
そば道場でおそばを食べたら早速議場劇場でリハーサルです。
長旅の疲れもありますが、本番まであと1日ですから。
自分にムチうって一生懸命頑張るおじさまたちに、またじーん。



ロスホコスは京都芸術センター(旧明倫小学校)で生まれたコミュニティダンスグループ。2年前の鳥の演劇祭でとりっとダンスが誕生したちょうどその頃、京都芸術センターではDance4ALLが開始し、最年長70才のおじさんダンサーズ、ロスホコスが生まれました。そのロスホコスは今回、山田珠美さんの協力を得つつ、自作自演でつくった作品を公演します!

それぞれの作品に込められた想いを、それぞれに表現し完成した2つの作品は、議場劇場でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。。


★☆本番のようすは、近日中にアップします☆★

 前回に続き、静岡コミュニティダンスプロジェクト2011「ぱっかぐらの森」、ゲネ・本番〜終演後までをお伝えします。
(公演中の写真があまり撮れなかったため、主にゲネの写真になっています。)

上演は8月28日に、2回行いました。1回の公演の上演時間は約1時間半でした。

受付開始。

開場中、エントランス中央で、仮面作りのワークショップをしています。

お客さんが集まったところで・・・(写真はゲネのものです)

オープニング。エントランスで、子ども達の音楽隊「パーカグーラ」が現れます!
階段を上がって、

「ぱっかぐらの森へようこそ!!」とお客さんを歓迎。
一番左は子どもチームのアシスタントで、信太さんのアシスタントとしても大活躍してくれた、なおさんです。

ちなみに、ぱっかぐらの森は2幕作品です。1幕目(前半)は約1時間、地図を片手に、館内の13の場所をお客様に自由に見ていただき、2幕目(後半)は大ホールで全員が出演するパフォーマンスを行う、という構成でした。
でしたが、前半については、1回目の公演終了後にいろいろな課題が浮き上がり、そのことを改善するために、2回目の公演ではスタッフがひとつひとつの演目をみせながらツアーをする形に変更しました。1回目から同じようにできていればなお良かったのですが、残念ながら、今回は準備が追いつかず、、、大きな反省点となりました。


お客さんにぱっかぐらの森の楽しみ方、MAPの見方をアナウンスした後、1幕目がスタート。
ほとんどゲネでしか写真を撮れなかったため、公演とは違う衣裳だったり、ちゃんと撮れていなかったりしますが、雰囲気だけでもご覧ください。

まず、大ホール下手1Fロビー部分を部屋に仕立てた、美女3人(さっちゃん・えりりーん・ちか)のアンサンブル。白い幕に覗き穴が空けてあり、お客さんが覗くと奥で女達が何かやっているのが覗けるというパフォーマンス。で、時々こうやって白い幕を開けて、ショーをしてくれます。
ブログその2で少し紹介しました、がんがん踊るグループの小作品です。
ちなみにここは、「行き止まりサロン」と名づけられました。前半13の各スペースには、珠実さんと信太さんが名前をつけました。

おやじグループと婦人グループは、珠実さんの純粋な作・演出・振付作品ですが、がんがんグループの小作品は基本的に、自分達で作った作品を、珠実さんが演出補佐する形で仕上げています。


この女たちとちょうど反対側のスペースには、「羊谷」と名づけた場所があり、たんちゃんというがんがんグループの男性が、信太さんの羊と重低音のなかを一人ソロで見せてくれました。
お客さんが大ホールロビーから楽屋に抜ける通路にもなっていたので、小一時間ずーっとその場にパフォーマーとして存在するという難役でしたが、非常にたんたんと、こなしていました。

そして大ホール2Fのロビーにいくと・・・、


おやじグループの作品、「山の頂」です。
約8分ほどの作品を、1回の公演につき3回上演し、全部で6回踊っていただきました。
おやじたちの持つ雰囲気と珠実さんの振付がよく似合っていました。

おやじの上演が終わると・・・、「うど〜ん・うど〜ん、ハイどうぞ」という声が聞こえます。

うね・さき・きゃない グループの小作品。「うさぎ野原」です。
おやじ作品の終了後、祠の方に抜ける小路を案内する役として、登場。
誘導のほかにも、2つくらいの遊びのダンスを作って披露してくれました。

さて、誘導されて抜ける祠への小路は、旧レストランです。大ホールからレストランへ入れるように入り口があり、今回はそのレストランをお客さんの森の抜け路として使いました。
小路を抜けていくと・・・、
左手に、変な生き物が!

かずみ・ゆっこの小作品。「異界スコープ」です。
二人とも水着を着用、赤のジョーロ、スコップ、傘など小道具をいろいろ使いながら、おちゃめな踊りでお客さんを笑わせていました。
ちなみにこの場所は、天窓の上部分にあたります。下見の時からこの場所でなんかやりたいなーと言っていましたが、この二人、この場所を遊び倒してくれて、なかなかベストマッチでした。

このナナメ向かいの部屋には、婦人グループの森があります。

展示室Aというギャラリースペースです。紗幕を円形に吊り、その中に円形に客席を設置しました。
他の場所より一層森の奥深くにきたような感覚になる場所です。

ここは「水無湖」と名づけられました。
婦人グループは凛とした美しさをたたえつつ、いつから始まっていつ終わるのか分からなくなるような、そんな悠久の時間の流れを感じる踊りでした。

そして、この場所を抜けると、「ぱっかぐらのほこら」に辿り着きます。

怪しげな緑の茶畑を抜けると・・・

神様の祭壇へと辿り着きます。
ここは美術の信太さんによるインスタレーションの部屋です。
また、子供たちの遊び場にもなっていて、お客さんが来るとみんなでカゴメカゴメをやったりしていました。子供のパフォーマンスは全部即興で、大人が先導しなくても、自分たちで勝手になにか始めたりするので、面白いです。このときはみんな、ぱっかぐらの森のこどもになりきっていました。


案内板。美術隊の作品です。

さて、ここからもう一つのエリア、楽屋へと抜けます。
3Fからエレベーターを使って1Fへ降り、大ホール楽屋口から入ります。
楽屋にもいくつかのスペースがあり、まず最初に、

キム・亘の小作品、「制約からの浮遊」。
15人くらい収容できる中楽屋の一室をつかった、5分くらいの男女のデュオ作品。

いっさい地面に足をつけないというルールで、作りました。
静かな踊りですが、だんだんと吸い込まれていくような、二人だけの世界をつくっていました。

続いて、廊下へ出て、

奥の個室2つを使った小作品。

ちょうどいい写真がなく、雰囲気のみですがご覧ください。
坊ちゃん・ともちゃん 女性2名のデュオです。「他己と自己」。
二人とも、いわゆるダンサブルな踊りではなく、自分自身の存在から生まれる踊りが似合う人たちです。そんな二人が気に入ったソロ楽屋2つでの踊り。

続いて楽屋棟2Fに上がり、大人数を収容できる楽屋2つでインスタレーションがあります。
ここも作品そのものの写真がないのですが、雰囲気を。

手前の部屋「過去の部屋」
暗転の中、真ん中に子供たちのWSで作った花が置いてあり、3つのラジカセから、出演者がインタビューに答える声が聞こえてきます。過去についてのインタビューは、「捨てたいもの、手放したいもの、」など。また、この部屋にはシニアグループのゆみかさん・かっちゃんの二人が、はさみで紙のちょうちょ切りをするというちょっとしたパフォーマンスもありました。

隣の部屋は、「未来への問いかけ」です。

これは作品になるガラス瓶を設置しているときの様子です。
この部屋では、出演者が未来についてのインタビューに答える声と、くじらの音を流しました。
また、時々ガラス瓶の水をかえたり、音を奏でたりする、部屋の住人にシニアのけいこさんがついてくれました。

楽屋棟はこれで全てですが、
あともうひとつ、大ホールの上手袖を抜けたところに、照明を仕込むためのバルコニーのような場所が2F〜4Fまで3つあり、そこでは、シニアの4人の方の朗読と三味線のパフォーマンスがありました。お客さんはのバルコニーにいるパフォーマーを見上げる形になります。
ちょうど、大ホールから楽屋へ抜ける路の途中でもあり、大ホールにいると聞こえる音が、ちょうど聞こえなくなる場所でもあったので、何かに抜ける扉や門というイメージで、「みっつの扉」と名づけました。

これらが、前半13ヶ所の作品です!!!かなりボリュームでしたが、森の中をさまよう感じにはなったかな・・・と思います。

そして、後半は、大ホールの舞台上が会場となります。
作品はシニアのパートから始まりました。

ゲネ写真のため、衣裳をつけていません。


お客さんは舞台上から客席を向いて座っています。
このあと、緞帳があがって、客席に仮面をつけた人たちが見えるというシーン、仮面のまま舞台にあがってきて、正座をすると、子供がやってきます。

このあと、仮面は昇天して、正座をしていた人たちの踊りが始まります。
これが、がんがんおどるチーム(前半、グループに分かれて小作品を踊ったチームです)のダンスシーンになります。



ライヒにのせた激しい踊りのあと、写真がないのですが、大仮面が登場、全員で儀式を行い、仮面が昇天した後の舞台上で、出演者全員の光くぐりのダンスでラスト。

ラストのところは短い稽古時間で出演者も大変だったかもしれません・・。しかし、全体としては、珠実さんの妄想と思想がぎゅっと詰まったエキサイティングな作品となりました。
個人的にも、もし万博にこういうパビリオンがあったら、ぜったい楽しいだろうなーとちょっと妄想。大勢の人をつかって作るにしても、もっとリアルな身体と美的な演出を使って、おもしろいショーが作れるなあと。どこかで見たような、表層的な表現ではなく、もっと創造的なものの面白さがお茶の間に届くといいなと思う。
ちなみに、大仮面は架空の神様という設定でしたが、作者の珠実さんとしては、私たちが失ったものや視点を持っている存在、ということだそうです。一度みたら忘れがたい神様でありました。


また、毎回そうですが、コミュニティダンス作品では、出演者の存在と一人一人の味が、作品の要となります。
静岡の場合、がんがんグループや婦人グループなど、昨年からの参加者もいて、どんどん「踊りたい人たち」の層があつくなっているように感じます。そうすると、踊り方も変ってくるし、作品全体の魅力が増してきます。
これだけの年齢幅の人たちが集まって、ひとつの作品を作るのは、やっぱり面白いですよ!

+++
終演後

子供メインの交流会!

面白かった!とか、インタビューに答えているところ。
一人が話し出すと、つぎつぎに私も〜と言ってくる。かわいい。

保護者の方も交えて、かなり大人数でした。

その後、大人だけの打ち上げ!

静岡市民文化会館の野沢さんの挨拶。今回の事業のプロデューサーです。
右隣は、地域創造の季刊誌に取り上げたいということで、取材に来てくださった坪池さんと、ライターの乗越たかおさん。世界中のダンスを見ている乗越さんですが、コミュニティダンスは初めてということでした。今回の公演を絶賛してくださいました!

打ち上げは、ほとんど全員の参加者が、珠実さん・信太さんとできて本当に楽しかったと語ってくださり、来年もやりたいという方もたくさんいました。一人一人の挨拶を聞いていて目頭が熱くなりました。

また、このブログで紹介しきれなかったのですが、この静岡の盛り上がりは、やっぱりプロデューサーの野沢さんはじめ、静岡市文化振興財団のスタッフさんたちのキャラクターが作り上げているように思います。
先に紹介した衣裳の中村さんや、我々の取材のアテンドを細やかに段取りして、必要な資料集めをしてくださった川嶋さんや、今回の公募チラシデザイナーの石井さん、など、なぜかみなさん、現場肌で一芸?持ちなところが、すごくユニークです。
また、公演時の誘導スタッフとして、同じ財団の別の施設担当のスタッフさんが15名ほど集まってくださったのですが、こういう、いざ大きな公演をつくるときのフットワークの軽さが、すごいことだなと思いました。
このあたりのことが、きっと雑誌 地域創造にも記事として紹介されると思いますので、皆さん読んでくださいね。

野沢さん自身が、ダンスの可能性を信じて、自らも踊る係長なだけに、今後も静岡のダンスは熱く続きます。
今後、この「静岡コミュニティダンスプロジェクトvol.1」は、コンテンポラリーダンスWS、ファシリテーター養成WS、先生・親子・シニアなど対象ごとのダンスWS(アーティストは、山田珠実・セレノグラフィカ・新井英夫・マニシア)、コンドルズ勝山氏によるアートマネジメントセミナーと、ボリュームたっぷりのプログラムがあります。興味のある方は市民会館のホームページでどうぞ。

そして、もちろん来年の場所ももう押さえてあるとのこと!で、次回も楽しみな静岡です。(K)

おまけ

踊る係長! 
もうひとつ、コミュニティダンスのプロジェクトでつくった、誰でもおどるダンス「南アルプスダンス」。待ちに待ったダンスの歌詞(作詞作曲:コンドルズ勝山氏)が届いた日、ちょっと振りを確認してみようよ〜といって、事務所で急に踊りだす野沢さんでした。
その1〜その3までシリーズでお伝えしてきました静岡コミュニティダンスプロジェクト2011。
上演作品「ぱっかぐらの森」は、8月28日に終幕しました!




信太さんナビゲートのもと、子どもたちがワークショップでつくった静岡国の地図。
エントランスに飾りました!

さて、公演まで数日と迫った追い込みのリハーサル〜公演終了までを、写真でご紹介します。

まずは、その3でお伝えした子どもたちのその後。

最終日に珠実さんこと、たまちゃんとダンスで身体を使って遊び、

そして、自分たちでつくった衣裳+仮面をつけて、写真を撮りました! いいね〜!
仮面をつけると、視界がふさがれてしまい、危険なため、実際の公演では装着せず、かわりに信太さん+美術隊で作り上げた黄色の帽子をかぶりました。


美術館のスタッフ・森谷さんと、文化会館のスタッフ・中村さん。
お二人ともに現場のエキスパート。森谷さんは地図つくりをきづいたら子どもと一緒になってチョキチョキして、仕上がった静岡産桜エビは子どもにも大人にも絶賛される仕上がりでした。
そして中村さんは、このぱっかぐらの創作中、ずーーーーーっと信太さん+美術隊担当で張り付いて、美術&衣裳チーフとして大活躍。更に、出演者全員の衣裳のパターンから縫製までを取り仕切り、最後には大人の衣裳の染めを、間に合うのかどうなのかと、かなりヤキモキし、時には徹夜を覚悟しながらも、最後まで冷静沈着につきあってくださいました。他の事業も担当しながらこの粘り、本当に感服致しました。

もちろん、51着分の縫製を一人ではできないので、そこを今回は公募で集まった美術隊が一緒になって、本当に朝から晩まで、代わる代わるいろんな人が会館の中に設置された信太さんの仮アトリエを訪れて、縫製してくださいました。これなくしては、衣裳は仕上がりませんでした。中村さんはじめ、皆様に感謝です。

美術隊の中心メンバーです。

中村さんの衣裳製作を主立ってサポートしてくださったのが、一番左手のリーダーさん。実は、子ども参加者のお母さんで、昨年も、キュートな帽子を考案してお一人で縫製してくださった方です。今年はもっと自分も楽しみたい!ということで、美術隊の公募に手を挙げてくださったそうです!
真ん中の3人娘のうち、二人はなんと中学生です。子ども好きで、朝からの子どもワークショップもほとんど毎日、手伝いに来てくれました。
中には、夏休みに他にやることもないからと、お母さんに勝手に応募されてきました。という娘さんもいましたが、やってみたらそうとう楽しかった様子。
残念ながら、私自身がダンスのほうにかかりきりで、あまり美術隊の現場にいけなかったのですが、信太さんからは、毎日のように、「えーわー、美術隊はみんなアイデアがえーわー。目が輝いてるねん」、と聞いていて、彼らの活躍がいかほどだったかが想像できました。
実際に、今回の舞台では製作するものがかなりたくさんあったため、美術隊が信太さんを支え、盛り上げていってくれました。
そして公演日は遅くまでバラシを手伝ってくれました、本当にありがとう。


さて、子どもワークショップは静岡市美術館、という昨年の会場だった施設で行いましたが、最後の一週間は文化会館内に仮アトリエを設けて、そこを拠点に舞台美術&衣裳製作を行いました。

これが信太さんのアトリエです。4FのB展示室というギャラリースペースです。
もともとはここも会場になる予定だったのが、最初のオリエンテーションの時に「大ホールが使えることになった」と聞いて急遽、会場候補から外れ、おかげで信太さんいわく「今までで一番広いアトリエ」とさせていただけました。ありがたし。この広さはかなりかなりありがたいものでした。なにせ、製作物が山ほどありましたので。写真に写っていませんが、左手前にはミシン3台(だったかな、)が置かれた衣裳製作エリアがありました。


ふたたび美術隊。真ん中の娘さんは、大学生です。なんとイラストレーター使いであることが途中でわかり、公演日が押し迫る中だれも手をつけられず、どうしよう、といっていたときに、会場MAP作成を引き受けてくれました!すごい!このタイミングで! これには事業担当の野沢さんも、「捨てる神あれば拾う神あり」と涙ぐんでおられました。彼女も、いつの間にか夜になるまで、文化会館の事務室の一角で黙々と作業に没頭し、最後の打上げではとてもイキイキしていました。

更に、

遠く滋賀から、製作の手伝いにかけつけてくださった方も。信太さんの声がけとあらば・・・と。これも信太さんのお人柄ですネ。写真に横たわるのは大仮面と名づけた舞台の重要なセットであります。その骨組みを製作中。さらにこの前日には、婦人グループの森の紗幕吊りをしてくださいました。それも夜の10時過ぎに。みんなが疲労しかかっているころに、それも脚立や電機ドリルやのこぎりを使いこなせる男手が現れてくれ、本当にスーパーマンのようで・・・、大変ありがたいことでした。ありがとうございました!!


そんな製作真っ只中の信太さん。これは美術の森「ぱっかぐらの祠」の部屋を飾るためのミラーボールを手にしています。
その祠やエントランスの様子は、このあとリハーサル・公演写真でお見せします!

++
続いて、ダンスの方は・・・、最後の一週間は文化会館で各グループの追い込み練習と、合同練習を行いました。
なかなか出演者全員がそろう日程を確保するのが困難で、また合同リハのシーンは大ホールの上演作品後半だったため、大ホール使用可能な最後の3−4日間の中で創りこみ、前日の通しまで全容が見えないスリルな日々でした。


最後のシーンを婦人グループと練習中。

これは、大仮面が登場する重要なシーンの段取り説明のところ。
大仮面は神様という設定でもあり、その後ろに巫女のような女達がぞろぞろとついて行列をなして登場してくるというかなりユニークなシーンです。
が、一人一人のバイチや役割がきっちり決まっていて人数も多い(+子どもの絡みもある)ので、なかなか一回の稽古では伝えきれなかったり、スタンバイから各自の小道具をもって出てくるまでの段取りに、前日までかかってしまいました。大ホールは3日前から押さえていたほか、その前にも1日だけ運良くあいており、こうして舞台稽古をできる機会があったので、最終的になんとか形にできたのはラッキーでした。というよりも、よくぞこの短期間で仕上げられたと、関心するほどに細かい演出が施されたシーンでした。その他のシーンも全部そうだったと思います。


同じシーンを引いて撮影。お客さんの目線です。
残念ながら舞台写真を撮る余裕がなく、紹介できません。この写真で・・・ご想像ください。

大仮面は昇天します。その後、人間たちが鳴り物を打ち鳴らし、光くぐりのダンスと名づけられたフィナーレを踊るシーン。稽古。


次に、子ども達との絡みシーンをつくるため、大人+子どもの合同練習。最初の身体ならしの様子。子どもがはいると、全体が賑やかになります。


これは公演前日、いよいよゲネの日です。前々日のうちに大ホールにリノリウムをしき、客席も設置されました。出演者は全部で51名です。

余談ですが、静岡市民文化会館は年間70%の利用率をほこる劇場だそうで、おそらく全国の公立ホールのなかでも、高い稼働率だと思われます。この数日前には、この舞台で郷ひろみさんのコンサートがあり、はたまた高校生のブラスバンド大会があり、様々な人に使われている劇場です。そんななか、夏休みの最後の週末に、ねらったかのように空きが出たのは、ぱっかぐらに訪れた幸運だった・・・のかもしれません。

おかげで作品全体が大ホール以外の場所も含めて大きくふくらみ、制作量の多さに珠実さんも信太さんもそうとうな、尋常ならざる粘りで創作にあたる必要が生じてしまいましたが・・・、。
けれども、大ホールを3日間も占領させていただき、吊りものや降らしもの、照明など、舞台機構をふんだんに使って、大きなスケールで作品を深めることができました。

これは、主催者が自前の劇場を持っていることの強みだなあと、しみじみ思います。
普通ではなかなか、させてもらえないような事を、本当に隅から隅まで、遊ばせてもらったと思います。何よりそのことは、アーティストにとっても幸せだったのじゃないかな?と思います。


ゲネ前のウォームアップ。出演者全員で、身体ならしをします。

大きい人と小さい人でペアになりました。これは前世代型のコミュニティダンスならではの光景です。子どもも大人もかなり楽しんでいた様子でした。

小学5年生の男児と33歳のおやじチームの男性ペア。

さて、次回はいよいよ、リハーサル+公演の写真をお送りします! 
(K)
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